MacBook買いたいけど、どれ選べば良いんだろう…
用途によって最適なスペックのパソコンを選ぶのが重要!
スペック…?
パソコンの性能のことで
最低限確認が必要な”4つの機能”についてざっくり解説するね!
これだけインターネットが普及した現代でも
パソコンの購入となると、どれを選べばいいのか
その中身、性能についてあまり知らない…
なんて方は多いのではないでしょうか。
Windowsと比べ、圧倒的に選択肢が少ない(=迷いにくい)MacBook
現在Appleが公式で販売しているのは
- MacBook Air(13インチ)
- MacBook Pro(13インチ)
- MacBook Pro(16インチ)
この三種類だけなんですが
それぞれ基本性能が異なり、用途や好みに応じてアップグレードも可能となっています。
今回は
- プロセッサ(CPU)
- メモリ(RAM)
- ストレージ(SSD)
- グラフィックス(GPU)
上記4つの役割、どれを選ぶべきか
小難しい仕組みや、細かな数値はフル無視で
超簡略化して解説していきます。
プロセッサ(CPU)
※イメージ
頭の回転と
作業人数
・クロック周波数(GHz)=PCの処理速度
この数値が高いほど、PCの処理能力が上がります。
・コア数=処理を行う人数
処理を行う人数が増えればもちろん更に作業効率が上がります。
・Turbo Boost=未使用のコアを休ませて、使用中のコアに限界突破で仕事させるモード
(現行のMac全てに搭載されているが、あまり気にしなくて良い)
MacBook Airの場合は上位互換がなく、「1.6GHz✖︎2」までしかありません
逆にProの16インチであれば、「2.4GHz✖︎8」までアップグレード可能です。
「あなたにぴったりのプロセッサは?」をクリックすると以下が記載されています。
Intel Core i7プロセッサにアップグレードすると、あなたの作業スピードがさらに上がります。…(省略)
apple.com
より負荷の高いプロ向けアプリケーションの作業に取り組むのに理想的です。
プロ向けアプリーションってなんだよ…って思いますが
- 動画編集ソフト
- DAW(楽曲制作ソフト)
これ等が当てはまります。
こういったソフトを利用する場合
プロセッサは可能な限り良いものを搭載しましょう。
13インチで選択できる「2.4GHz クアッドコア」くらいは欲しい。
逆にレポートやネット検索、動画視聴くらいかなーという方は
MacBook Airの「1.6GHz デュアルコア」でも十分です。
メモリ(RAM)
※イメージ
作業机の広さ
単位が同じGBのストレージと勘違いしやすいのがこのメモリ
主記憶装置といって、データなどを一時的に保存する役割なんですが
机に例えられることが多い。
作業机が広い=より多くのことを同時進行で処理できる
このメモリが少ないと、アプリやファイルなど色々立ち上げたときに
フリーズが起きやすくなります。
現在のMacBookは8GB〜64GBまで搭載可能となっています。
16インチモデルのみ、32GB・64GBまでアップグレードができますが
+¥44,000-(32GB)/ +¥88,000-(64GB)
と高額になります。
動画編集やDTM、DJなどをするのであれば
16GBは最低でも欲しいところ。
4K映像など、高解像度の動画編集を行う場合は
32GBあればかなり快適な作業環境になると思います。
64GBは正直オーバースペック(過剰)な気がする・・・
ストレージ(SSD/HDD/Fusion Drive)
※イメージ
保存できる容量
ここはスマホなどで広く知られていますね。
もちろん使用用途によるのですが
アプリケーションを取ったり、音楽管理や写真管理
Mac内でiPhoneのバックアップを取る予定の方なども多いかと思います。
外付けハードディスクも併用する。
といった方以外、256GB以上は欲しいところです。
動画編集・DTM・DJ等のように
扱うデータ数や容量が多くなる可能性が高い方は512GB〜がおすすめ
グラフィックス(GPU)
※イメージ
グラフィック処理専門業者
正確にはグラフィック以外にも
- AIのディープラーニング
- 仮想通貨のマイニング
など、CPUの専門職ver.って感じなんですが
Macでこんな作業ほぼしないので
グラフィック処理機能として説明します。
一般的なパソコンには映像を映すための機能(グラフィックボード)が内臓されているので
映像を映すことはできるのですが
最低限の機能しか備わっていません。
これくらいなら問題ない ➡︎
3D映像のPCゲームをプレイする際など
スムーズな映像を映すためにGPUをCPUとは別枠で搭載するのです。
ですがMacで、ましてやMacBookでPCゲームをすると考えている方は少ないはず。
(PCゲームのほとんどがWindows向けに開発されているため)
それではなぜ、MacBookでGPUが搭載されるようになったのか
動画編集です。
動画の時代になりつつある現代では重要な役割ですね。
2020年1月現在、この個別GPUはMacBook Pro(16インチ)のみに搭載されているため
動画編集のためにMacBookを購入するなら確実に16インチをおすすめします。(前述のメモリも32GB以上を搭載できるため)
上位互換として4GB➡︎8GBへのアップグレードも可能です。
ただし
- PhotoshopはGPUに影響を受けにくい
- デュアルディスプレイ程度ならCPUで十分
- 動画編集もiMovie程度ならCPUで事足りる
上記を踏まえ、Final Cut等を使って動画編集を日常的に(商業レベルで)やりたいという方向けです。
まとめ
その他、注意点としてはMacBook Airに関してですが
Thunderbolt 3ポートが2つしかありませんので、充電を行なっている間は残りひとつのポートしか使えません。
(USBハブを購入することで解決はできます。)
ちなみに筆者が利用しているMacBookですが
MacBook Pro (13インチ)
プロセッサ:2.8 GHz Intel Core i7 クアッドコア
メモリ:16 GB 2133 MHz LPDDR3
ストレージ:1TB
GPU:Intel Iris Plus Graphics 655 1536 MB
このスペックで
- Logic
- Safari(Youtube再生用)
- Firefox
- Serato DJ Pro
- iTunes
これ以外にも複数アプリを立ち上げてますが、フリーズほぼなし
ストレージは
- 楽曲:約20,000曲
- Logicプラグイン多数インストール
- 3台分のiPhoneバックアップ(昔の含む)
これでも400GB近く余裕があります。
Appleの公式ストアはもちろん
中古品、オークションで買う際も
- プロセッサ(CPU) = PCの処理速度
- メモリ(RAM) = 同時処理可能な作業机
- ストレージ(SDDやHDD) = 保存可能容量
- グラフィックス(GPU) = 動画編集に大事
この4つを必ず確認して、自分の用途に最適なMacBookを選びましょう。
これからのMacBook購入に向けて参考になれば幸いです。
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